2000〜2004年にかけて、シャキッソ村では山火事が頻発し、鎮火後に残ったのはごくわずかな森林と広大な土地でした。同農園主であるTesfaya氏が5ヘクタールの土地(Suke1)を購入し、自身でコーヒーとシェードツリーを播種・栽培し、コーヒーの生産を始めました。農学者でもあるTesfaya氏は、当初より肥沃な土壌と2000m級超の高標高であるシャキッソ村がコーヒー栽培に適していると見抜いていました。2006年の生産開始以降、徐々に栽培面積を拡大し、2012年には新たな土地(Suke2)を購入し、更なる良質なコーヒーの生産に励みました。同農園は豊かでなかったシャキッソ村に多くの雇用を生み出しました。コーヒー栽培で得られた利益は農園や精選施設で働く人々に還元され、多くの住民の生活を支えています。またTesfaya氏は、売上の一部からシャキッソ村に小学校を建設・寄贈するなど、未来ある子供たちに教育の場を与えています。2016年にはエチオピアを代表する品評会であるAfrican Taste of Harvestで3位に入賞しています。TADE GG農園の品質管理森とともに生きるを信念とし、有機栽培にてコーヒーを栽培しています。収穫は教育された専属のピッカーたちによる丁寧な手作業で完熟チェリーの完全赤身が徹底されます。Naturalプロセス薄く広く拡げて、3週間程度かけてじっくり天日乾燥。完全な赤身のみ厳選することで、芳醇な香りになります。Fully Washedプロセスウェットミルは清潔度が命です。同農園では日々、機器の清掃を徹底して行っています。Honeyプロセス品質改良の過程で陰干し(Drying under Shade)を取り入れています。ネットを用いて影の下で乾燥させる陰干しは、影を作り通常よりゆっくりと乾燥させることでより深い味わいのある甘みを実現させています。